ぷにカラー23 ちよ 製作講座
0. はじめに
この製作講座はガレージキットはもちろん、プラモデルも作った事がない方にも分かるように作っております。
道具なども模型専門店ではなく、100円ショップや文具店で購入できるものを使用しています。
これを機会に「自分で工作して組立てる楽しさ」をご知っていただければ幸いです。
0-2. 遠那かんし (とおなかんし)
こんにちわ。 りゅんりゅん亭 遠那かんし です。
いつも支持して頂きありがとうございます。
「ぷにカラー23」はカラーレジン化に成功したことにより、ガレージキット未経験の方など、より多くの方に手にとって組み立てて頂き、ガレージキットの魅力を伝えたいと考えております。
今までの製作講座は遠那が「解りにくいかな?」と思ったところをポイントに作成しましたが今回はガレージキットほぼ未経験のHP管理人の観点から必要な道具の説明から完成までをHP管理人に作成して頂きました。ですので、より初心者の視点に立った解り易い製作講座になっていると思います。また、過去の「ぷにカラー教室」等でのご意見も反映させて頂いてます。
「ぷにカラー教室」での初心者の方で5〜8時間程で完成いたします。最初は初めての道具などで戸惑うと思いますが、慣れると難しいものではありません。少し多くの時間を使って、慎重に工作を行って頂ければ確実に完成いたしますのでチャレンジしてみてください。
個人生産のガレージキットゆえ、プラモデルのような説明書をご用意できず申し訳なく思うのですがこの製作講座がキット完成のお役にたてればと思っております。
補足です。
このキットはパーツの取り付けに両面テープを多様しています。プラモデルのイメージからか、パーツの取り付けは接着剤による「接着」にこだわりがちですが両面テープは安全で失敗も少なく、強力タイプもあるので実に使い勝手に優れています。服の脱着等、困ったときは両面テープを使ってください。
お湯も多用します。レジンはお湯ととても相性が良く、生産の過程で発生するパーツのねじれ等はお湯で解決します。電気ポットを横に置いて作業を進めることをお勧めします。火傷には充分にご注意ください。
製作講座中の写真はパーツをペンチやピンセットで持っていますが、分かりやすい写真を撮影するためですので、実際にはしっかりと手で持ちましょう。またカッターやドリルなどを使用する際は、ケガをしないように充分に気を付けましょう。
パーツの破損・損失は極力対応させて頂きたいと思いますので、失敗を恐れずにチャレンジしてください。
製作作業は自己責任にてお願致します。作業中の怪我など、当方では一切の責任を負いません。
0-4. 製作講座を印刷する
印刷用ページ (A4/21ページ)
項目がページをまたがないように設定してあります。その為、1ページの1/3程度しか使わないページなどもあります。
0-6. ショップリンク
代表的なものをいくつか上げていました。
■製造メーカー
- TAMIYA
- プラモデル製造メーカーで、工具なども一通り取り扱っています。
- MR.HOBBY
- 模型用塗料製造メーカーです。当製作講座中で使用している塗料はこのメーカーのものです。
■販売店
- YellowSubmarine
- 模型専門店です。工具や塗料など、ぷにカラーを製作する上で必要な物は一通り取り扱っています。
- コトブキヤ
- フィギアの製造販売メーカーで、工具などの取り扱っています。
- TamTam
- 模型専門店です。工具や塗料など、ぷにカラーを製作する上で必要な物は一通り取り扱っています。
- VOLKS
- 模型専門店です。工具はもちろん、ドールなども扱っています。
- ラオックス ASOBIT
- 家電量販店ラオックスのホビー部門です。模型関係の商品全般を取り扱っています。
■ホームセンター
- カインズホーム
- ホームセンターとしては比較的広い範囲で展開しています。
- ドイト
- 埼玉県、東京都、神奈川県をに展開しているホームセンターです。
- TOKYU HANDS
- 東京都を中心に展開しているホームセンターです。
■100円ショップ
- キャン★ドゥ
- 全国展開をしている100円ショップです。
- ダイソー
- 全国展開をしている100円ショップです。当講座で使用している工具の幾つかは、ここで購入しました。
1. 下準備
1-1. 道具を揃える
まずは道具を用意しましょう。
初めての方は模型専門店には入りにくいと思いますので、今回は100円ショップなどの一般のお店で揃えてみました。
ただし、100円ショップの道具は所詮は100円、物も悪く、綺麗に仕上げたいなら専門店で売っている道具を使うことをオススメします。
1-3. 作業に入る前に
作業中に起きる失敗などの問題を解決する方法を解説します。
- パーツ表面を脱脂する
- 製造の過程でパーツ表面には必ず油分が付着します。このまま作業すると瞬間接着剤での接着やデカールなどがすぐに剥がれてしまいます。接着やデカールを貼る表面はベンジンなどで脱脂してください。
- パーツを破損・損失してしまった。
- 新しい該当パーツをご購入頂くくことになります。メールにてご連絡ください。
- ピンバイスでの穴あけを失敗してしまった。
- 小さい穴は瞬間接着剤を流し込んで、一旦穴を塞ぎましょう。
- 大きい穴はパテを使って埋めましょう。パテも100円ショップで売っています。
- パーツを合わせ目の凹凸部分を抜き差ししていたら、ゆるくなってしまった。
- ピン部分に瞬間接着剤を塗って、その厚みでピンを太くします。
- パーツが歪んでいてうまく合わない。
- 沸騰させたお湯を適当な容器に移し、そこに該当パーツを10〜15秒程度つけてください。柔らかくなったら形を矯正し、さめるのを待ちましょう。その際、水などで一気に冷やしても問題ありません。
- デカールの「のり」の接着力が弱くてうまく晴れない。
- 木工用ボンドを水で薄め、綿棒でデカールとパーツの隙間に流し込みます。具体的には、下記の写真付の解説をご覧ください。
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木工用ボンドを容器に少量だし、綿棒に水をたっぷり含ませながら薄めていきます。その際、水を一度に大量に入れてしまうと、ボンドと水がなじみ難くなってしまいます。 |
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先ほど水で薄めた木工用ボンドを、綿棒でデカールの表面にたっぷり塗っていきます。その際、デカールの上で綿棒を回転させながら転がしてください。こすってしまうとデカールが剥がれたり、傷がついてしまいます。
次に乾いた綿棒に余分なボンドを吸収させます。このと時も、擦るのではなく、デカールの表面を転がしてください。
木工用ボンドは乾けば透明になりますので、完全にふき取る必要はありません。 |
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画像はふき取った後のものです。まだ完全に乾いていないので少し白くなっていますが、完全に乾けば透明になります。
この作業ではデカールの接着が目的であって、表面をコーティングしたわけではありません。また、木工用ボンドは水溶性ですので、手で触ると溶けてしまいますので、注意してください。 |
1-5. パーツのチェック
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マニュアルと照らし合わせながら、パーツチェックをします。
手作業で袋詰めしていますので、欠品が出ることがあります。必ずチェックしましょう。
もし欠品があった場合は、お手数ですがメールにてご連絡ください。
作業中のパーツの損失や破損を防ぐため、使用しないパーツは箱などに入れて保管しましょう。 |
2. 顔の組み立て
2-1. 用意するパーツ
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用意するパーツ |
2-2. バリ取りをする
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バリとは製造上必ず出来てしまう不要な部分です。ニッパーで切断するものから、カッターで削り落とせるものまであります。
緑色の部分がバリになります。 |
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バリをデザインナイフで切り落としていきます。その際、力を入れすぎないように注意しましょう。 |
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バリ取り後の画像です。この画像と見比べながら慎重に行ってください。 |
2-3. 瞳を組立てる
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黒いパーツ、緑のパーツ、白いパーツの順番で重ねていきます。この時点では瞬間接着剤で接着しないで下さい。 |
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顔パーツに眉毛、組み立てた瞳パーツの順番で組み込んでいきます。
次に赤線の部分に瞬間接着剤を流し込むようにして接着します。ガッチリ接着する必要はありませんので、少量ずつ流し込みましょう。適量を超えてしまうと表面から流れ出してしまいますので、注意してください。 |
3. 頭部の組み立て
3-1. 用意するパーツ
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用意するパーツ
バリ取りは難しくないと思いますので省略します。1つだけ注意点として、円柱状のピンのようなものはバリではありません。これは切除しないで下さい。 |
3-2. ボールジョイントの組み立て
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画像のように球体パーツ(ボールジョイント)を首に差し込むための3mmの穴を開けます。 |
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3mmのドリルは力を必要としますので、ペンチを机の上において確りと挟んで固定しましょう。その際、球体パーツにキズが付いても問題ありません。 |
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画像のようにパーツを組み合わせるので、後頭部(紫)パーツに2mmの穴を開けてください。 |
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最後に球体パーツに開けた穴を下に向け、ボールジョイントバーを被せれば完成です。
その際、後頭部パーツの穴がキツイはずですので接着する必要はないと思いますが、もし緩い場合はボールジョイントカバーのピンの部分に少量の瞬間接着剤を塗って接着しましょう。ボールジョイントまで接着しないように注意してください。 |
3-3. 髪の毛の組み立て
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顔パーツの凸に対応する2mmの穴を、後頭部パーツに開けます。
この時点ではまだ穴を開けるだけで、接着などはしないで下さい。また、これ以降の穴あけ作業後も指示がない限り接着しないで下さい。 |
画像のように髪パーツが組み合わさるので、凸に対応する穴を開けます。
左画像が
2mm、右画像が
3mmです。
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前髪のアホ毛(触手のような髪の毛)をハメる部分が塞がってしまっているので、ここに2mmの穴を開けます |
左画像のように、2mmの穴の一部が外側に出るように少し外側に中心を取りましょう。
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もし中心を外側に取り過ぎて途中でピンバイスが外側に外れてしまったら、画像のようにピンバイスの刃をパーツに押し付けながらヤスリがけをするように削ってください。 |
後頭部パーツにも前髪パーツ同様、穴の一部が外側に出るように中心を取ってください。こちらは
3mmの穴です。右画像が完成写真です。
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頭部パーツの全ての加工作業が終わりましたので、最後にパーツを組立てます。
その際、瞬間接着剤で接着するのは羽のような後ろ髪だけで、他は開けた穴がキツイはずですので接着する必要はないはずです。もし緩い場合は凸部分全体に瞬間接着剤を塗り、完全に乾燥させると瞬間接着剤の厚みで凸部分が太くなります。
また、顔は顔パーツを後頭部パーツは絶対に接着しないで下さい。瞳パーツが外れてしまった時など、接着してしまうと修理出来なくなってしまいます。 |
4. 服を組立てる
4-1. 用意するパーツ
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用意するパーツ
バリ取りは難しくないと思いますので省略します。
この工程ではピンバイスでの穴あけが中心となりますので、組み合わさるパーツの凸部分を良く見て角度に注意してください。また、穴を開けた後パーツ同士を接着しないで下さい。 |
4-2. ピンバイスで穴を開ける
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服の袖部分は1箇所だけ2mmで、他は1.5mmです。 |
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足袋は全て2mmです。 |
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袴は1.5mmです。
他のパーツと比べて薄パーツ全体が薄く割れやすいので注意しましょう。 |
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しめ縄は2mmです。
角度に注意してください。面に対して90度ではなく、しめ縄に対して平行に開けましょう。 |
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上着の鈴を差し込む穴は2mmです。
角度に注意してください。服を机の上に置いた時、机と平行になるようにではなく、穴を開ける面に対して90度になるようにしましょう。 |
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先ほど穴を開けた足袋が入る靴底(こっぽり?)は、大きいほうが3mm、小さいほうが2mmです。
3mmのピンバイスは力が必要なので、机の上においてしっかり固定して行いましょう。その際、球体パーツで行ったようにペンチで挟まないで下さい。 |
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刀の鞘は2mmです。
穴を開ける前に一度服を着せ、服に当たらないように角度を確認しましょう。 |
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刀の柄に付けるアクセサリーは2mmです。
刀の柄は2mm以上あるので、柄の先端をカッターで削って細くしてください。その際、一度に削るのではなく少しずつ削っては確認する作業を繰り返してください。 |
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足袋のと一体形成されている鼻緒を赤く塗ります。鼻緒以外をマスキングテープで覆い、プラモデル専用マーカーで塗っていきます。その際、大量に塗料を出してしまうとマスキングの下にも染み出てしまいますので注意しましょう。
刀も同様に、刃をシルバー、鍔をゴールドで塗ります。
鈴はシルバーです。鈴口をマジックなどで黒く塗るとより綺麗に仕上がります。 |
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マスキングテープがない場合は極力はみ出さないようにプラモデル専用マーカーで塗ります。
乾いたらはみ出た部分をカッターの刃を当てたまま、横にスライドさせ表面を削り落とします。 |
4-4. 歪みの矯正と接着
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マエバリの白いパーツは瞬間接着剤で接着してください。 |
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沸騰させたお湯を容器に移し、服を着せた状態で15〜20秒程度つけます。
柔らかいうちに歪みを矯正してください。
熱湯でパーツが溶けることはありませんし、すぐに水で冷やしてもひび割れなどもしません。 |
5. デカールを貼る
5-1. 用意するパーツ
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用意するパーツ |
5-2. デカールを切る
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各デカールを台紙ごと切り分けてください。
このデカールは非常にデリケートで、少しこすっただけでも表面が剥がれてしまいます。切り分ける際などは印刷面ではなく、余白の部分を持つようにしてください。 |
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台紙の余白部分を持ちながら、デザインナイフで縁にそって切れ込みを入れていきます。内側の余白部分にも切れ込みを入れます。その際、台紙ごと切る必要はありません。
デカールは非常に薄く、軽く刃を当てるだけでも充分切れます。また、デザインナイフの刃は新しいものを使用したほうがいいでしょう。
この作業はとりあえずは2枚だけ行います。
また大小あわせて6つのロゴがありますが、失敗したときの予備です。実際に使うのは大小ともに3つです。 |
5-3. 左袖のデカール貼り
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左袖は形状が強く湾曲しているため、そのまま貼っても綺麗に貼れません。
そこで先ほどの工程で余白を切り取るための切れ込みを入れたデカールに、さらに画像の赤線のように切れ込みを入れます。 |
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水に5〜10秒程度つけます。
あまり長い時間つけているとノリが流れ出てしまい、貼り付かなくなります。
※写真のデカールは縁にそって台紙ごと切り取っていますが、デカールに切れ込みを入れるだけで充分です。 |
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ティッシュやタオルの上に10〜15程度置いて水分を吸収させます。
置くだけで大丈夫です。水分を拭き取る必要はありません。 |
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手で軽くスライドさせるとデカールが剥がれるまずです。その際、切れ込みから裂けてしまわないように注意しましょう。 |
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目的の位置に貼る際、形状の問題から上から押さないと貼り付かない部分があります。ピンセットや指で押すとデカールを傷付けてしまう可能性があるので、綿棒を水でぬらし、上から軽く押して貼り付けてください。その際、決して表面をこすらないで下さい。 |
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最後にデカールとパーツの中に入った気泡を、乾いた綿棒をデカール表面でクルクル回転させながら綺麗にしながら余分な水分も拭き取ります。
この時も必ず表面を擦らないように注意してください。 |
途切れてしまった部分を新しい別のデカールの同じ部分を使って補完します。
新しい別のデカールを右画像のように切り分け、右画像のように貼り付けましょう。もし補完したデカールが大きすぎた場合は、デザインナイフの刃を軽く押し当てて切り取りましょう。スライドさせる必要はありません、軽く押し当てるだけで充分切れます。
この作業を他の途切れた部分にも行ってください。
5-4. 右袖のデカール貼り
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右袖も左袖ほどではありませんが、湾曲しているのでそのままでは綺麗に貼れません。
先ほど輪郭にそって切れ目を入れたデカールに、画像の赤線ようにの切れ込みを追加します。 |
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右袖と同じ工程でデカールを貼ってください。
左袖は右袖のように継ぎ足しをする必要は無いと思いますが、画像では上の部分に少しスキ間が出来てしまっています。気になる場合は左袖同様、左袖の継ぎ足しに使って余ったデカールで継ぎ足しをしましょう。 |
5-5. 残りのデカールを貼る
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小さいデカールは背中のマイクロチップパーツと下駄の前面に貼ります。 |
5-6. デカールに保護幕を塗る
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デカールは非常にデリケートですので、上からコーティングをしないとすぐに破損してしまいます。
コーティングには『クレオス Mr.カラー トップコート(水性) つや消し』を使います。
トップコートは管スプレーですので、吹き付ける際に手に掛からないように割り箸はどにパーツを貼り付けます。 |
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スプレーを吹き付ける際の手順です。
- パーツとスプレー缶は30cmぐらい離す
- パーツに塗料がかからない【ア】からスプレーを噴射する
- 噴射したままパーツに塗料が掛からなくなる【イ】まで横に移動する
- 今度は同じ手順で【イ】から【ア】まで戻る
この作業を一度やったら乾かして、2〜3度行ってください。一度に大量に吹き付けず、少量ずつ回数を重ねることで幕を暑くしましょう。
乾かすときはホコリが付着しないよう、パーツの上に箱のフタなどをかぶせておきましょう。 |
これで全ての加工作業は終わりです。後は加工したパーツを組立てれば完成です。
その際、背中のマイクロチップパーツ以外は接着しなくても開けた穴がキツイはずですので大丈夫だと思いますが、もし緩い場合は凸部分に瞬間接着剤を塗り完全に乾かして厚みを持たたせることで凸部分を太くしましょう。
マイクロチップを接着させたくない場合は、上着の裏側に両面テープを張ることで
も固定できます。
背中と上着で挟む感じです。
また右手の指は瞬間接着剤で接着するか、刀の柄に両面テープを巻きつけ指パーツを貼り付けた状態で身体に貼り付けといいでしょう。
6. あとがき
6-1. 遠那 かんし (とおな かんし)
如何でしたか?完成できましたでしょうか?
現在、フィギュアブームの影響で多くの方にフィギュアを好きになって頂けている中、フィギュアは完成品商品が多い中で消費の激しいものになっています。それに反して「組み立てキット」であるガレージキットは20年以上の歴史があるものの、衰退の一途をたどってます。
買って終わりの完成品フィギュアとは違って、ガレージキットは少し多くの時間を使って組み立ての工程を楽しむことで思い入れが多くなり、記憶に留めて頂けるフィギュアだと思ってます。
立体パズルとも言えると思います。ピースの多いパズル程、完成させた1枚の絵は忘れることはないでしょう。
ガレージキットの組み立てる工程を楽しむというのは、実際に1つ1つのパーツに触れて組み立てることでキットを立体としていろんな角度から認識できるということだと思います。そういった過程をふまえ完成させたガレージキットは、きっと完成商品フィギュアとは違った感動が得られ、永い間、記憶に留めて楽しんで頂けると思っています。
このキットで一人でも多くの方にガレージキットの魅力を知って頂けたらと切に願ってます。
2007.1.29
6-2. オフィシャルリンク